現在に至るまで

 

「髙橋優斗くん?って誰?」

と、ガムシャラの予告で名前を知った去年の11月。

「あ!髙橋優斗くん!あのすごい推されてる子、安井くんとラジオやるんだ?!」

と、らじらー!の出演者が発表されて彼の存在をちゃんと認識した3月。

 

そして、

「今の自担を降りて髙橋優斗くんを応援したい」

そう思った8月。

 

8月4日、私はEXシアター六本木で行われていたサマーステーションのKing公演に入った。私は元々Princeの某メンバーを4年間応援していた為、自分が応援していた子と去年六本木を共に駆け抜けた仲間たちはどんなパフォーマンスをしているのか、と気になったからだ。

 

当時、元担にしか興味が無かった私はHIHIJetsとClassmate Jのメンバーの顔と名前が一致していなかった。勢いだけで公演に入ったのだ。(なので最初は浮所くんを「うきどころくん」とふざけて呼んでたことを全力で土下座したい)

 

そこで、見つけた「髙橋優斗くん」。

 

入所数ヶ月で少クラに呼ばれて活動しているくらいだ。ダンスがめちゃくちゃ上手いのだろう。そう思って彼を見ていた。

 

だが、初めてちゃんと見た彼のダンスは失礼だが、お世辞にも上手だとは言えないものだった。

例えるなら、ローラースケートでジャンプをするフリは「飛ぶ」と言うよりは「浮く」みたいな。白鳥と言うよりはペンギンのようだった。

 

「なぜこの子がこんなに推されているんだろう?」

私はますます疑問になった。

 

公演も中盤に差し掛かった頃にあった、Kingの3人を中心に「オキテを作る」を企画。そこで手を挙げたのが家来に扮していた(?)髙橋優斗くんだった。

 

そこで

「永瀬廉がドラえもんだったら」

と、意味のわからない一発芸を始めた彼。

ギャグを最後まで見ても意味はわからなかったが、その後の永瀬くんのツッコミの途中に「ジャスティス!!!」と突然叫び出したり、「愛は味方さ」の曲振りでも意味のわからなさを発揮したりと、自分の中での「色が白くて大人しい子」と言う彼のイメージが良い意味で一瞬にして変わったのである。

 

そして、コロコロ変わる彼の表情に、4年前に当時の自担を好きになった時の感覚を覚えた。

(今考えれば、なぜこんなに「意味がわからない」と思っていた子に降りたのかな〜とは疑問に思うが、振り返ると歴代の担当も変わった人が多かったので彼はレアなケースでも無いのである)

 

その公演から数日後、当時の自担の公演に入っても、後ろで踊っている優斗くんにしか目がいかなくなってしまった。模範的なチョロいヲタクとは私のことだ。

 

おかしいなあ。こんなはずじゃなかったのに。でも楽しいなあ。

 

そこから、「年下には興味無い!」と言っていた私の生活は急変しハイクラの沼にハマり始め、今に至る。

 

彼の経歴を調べると、とにかくすごかった。

 

2015年5月、研修生として出演したA.B.C-Zのコンサートで「かっこいいフレジュがいる!」と騒がれる。

入所6ヶ月(2015年11月)で当時ジャニーズJr.のレギュラー番組だった「ガムシャラ!」に出演。(しかも誕生日!)

入所7ヶ月(2015年12月)でClassmate Jと言うユニットを結成。

入所9ヶ月(2016年2月)で「Rの法則」のレギュラーになる。

入所10ヶ月(2016年3月)で「らじらー!サタデー」のレギュラーを任される。

入所11ヶ月(2016年4月)東京ドームで行われた野球大会で「ファインプレー賞」を獲得。

入所1年2ヶ月(2016年7月)に24時間TVのドラマ「盲目のヨシノリ先生」に出演決定。

 

普通の嵐ファンだった野球少年が、ジャニーズ事務所に入って数ヶ月でここまで行く…彼の経歴はとても夢があってワクワクした。そして、これから彼がどうなるのか、と言うのを見ていられることを楽しみに思えてきたのだ。

 

 

「夢を叶えて、必ずここへ戻ってこよう!!」

 

舞台「DREAM BOYS」での彼のセリフである。

「夢はデビュー」と言っている彼が、夢を叶えてまた帝国劇場に自分の実力で戻って来てくれるまで。

私は彼を応援して行きたいと思う。